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護符を探しています

 

Photo 1月3日より公開の『オオカミの護符』は、川崎市にある土蔵に貼られていた護符に注目し、この護符にまつわるしきたりや歴史を辿っているドキュメンタリーです。これは、関東平野に長く受け継がれて来たものだそうで、廃れた地区もありますが今でも続いているところもあります。

 ここでとりあげられた護符は<お狗さま>と呼ばれる獣の絵が描かれたものです。かつての人々が、暮らして来た動物との共存や生活の知恵、しきたりさまざまなことが垣間見えてきます。
映画の内容はとても興味深く面白いもので、是非多くの方にこのお正月にご覧頂きたいのですが、映画の中で群馬には触れられていないのですがここ高崎にも同じような護符が貼られているようなのです。
 自分の目ではまだ確かめていないので、情報を頼りに観に行きたいと思っているのですが…。

 また、映画でとりあげられているのは お狗さま すなわちそれはオオカミだと言いますが,
ちょっと近辺で聞き取り調査を行ってみたところ、オオカミの護符もありましたが、その他の獣の護符が貼られている、毎年張り替えられている、という事もわかりました!
榛名の方では、龍の絵が描かれた護符が貼られているそうです。
皆さんの近くでもこんな 護符が 実はあるのではないでしょうか。

 当たり前にあるからこそ、通り過ぎてしまいがちですが一度じっとみつめてみると、これはどうやってここまで来たのだろう?毎年どうやって貼られているのだろう?この絵の意味は?文字の意味は?そうやって考えていくととても面白い事がたくさん判るのだと、この映画を見て改めて思いました。

 そこで。
是非、みなさんからその情報をお寄せ頂けないかなと思っています。
うちの側にはこんな護符が貼ってある、などなど、コメントを寄せて頂けたら嬉しいです。
また、写メール送って頂けたら大歓迎!こちらにアップさせて頂きます。

この機会に 近場の歴史に足をとめてみませんか?私も少しそこら辺を探って見ようと思います。
皆様のご協力、どうぞよろしくお願いします。

おいしいコーヒーの真実 とは…?

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本日より一週間限定上映の『おいしいコーヒーの真実』。知らなかった事が目の前に突きつけられ、考えもしなかった物事の論理が提示され、今まで見ていた物への自分の見方ががらりと変わる。それがドキュメンタリーとしての醍醐味とも言えますが、本作も身近に溢れている物だけに「考えた事もなかった事」に驚きと新鮮な感動と少しの罪悪感を覚えるのではないでしょうか。

 罪悪感というのは しらなかったことに対する というものですが、まずはとにかくご覧頂いてから様々な考えを巡らせて頂きたいとは思いますが、この映画を公開するにあたり、もっともっと映画や世界に迫るために、皆さんに映画を堪能して頂く為に、コーヒー店さんにご協力をいただくことにしました。

 この映画は、一杯のコーヒーを通して生産国の現状、現実、流通の仕組み、先進国の働き、動きさまざまに見せてくれる物です。キーワードとなるのが「フェアトレード」。

 この「フェアトレード」というのは生産者にその商品(作物)への正当な対価を支払うというものです。この言葉が声高にあげられるということはつまり、フェアでないことが多くあるということでもあります。

 さて、今回コラボ企画として、シネマテークたかさきご近所さん、さやもーる通りにありますartbook shop &organic cafe SLOW TIMEさんでは『おいしいコーヒーの真実』のチケット半券をお持ち頂くと
 ホットコーヒー 350円を 250円で
 アイスコーヒー 400円を 300円でご提供頂ける事になりました。

 どちらもフェアトレードのオーガニックコーヒー豆を使用しているとのこと。
映画をご覧頂いた後に、じっくり味わって頂けたら幸いです。
 シネマテークたかさきからは徒歩2分!パネル展などでいつもお世話になっているSLOW TIMEさんですので皆さんお馴染みと思いますが、いつものコーヒーの味がまたひと味違って心にしみて来るのでは。是非是非足を運んで頂けたら嬉しいです。

slowtime WEBSITE

そしてもうひとつ。
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 シネマテークたかさきから車で約20分ほど走った高崎市菅谷町にあります tonbi coffee さんのオーナー間庭さんに、この映画を読み解くコメントを寄せて頂きました!
 こちらは喫茶とコーヒー豆販売をしているお店です。
コーヒー豆の専門家である間庭さんから、この映画やコーヒー豆の現在の状況、取り巻く環境を判りやすく、そして私たちが一方向で見がちな視点を多角的に語って頂いていまして読み応え抜群です。なるほどなるほど、そうなのかーと、とても為になると同時に新たな知識の風が吹き込んできます。このコメントちらしはご覧頂く皆様に受け付けで手渡しでお渡ししております。
是非ご一読ください。そして、お店にもどうぞ足を運んでみてください。

きっと知らなかった事がたくさん見えてきます。美味しいコーヒーと心休まるひと時がすごせることでしょう。

tonbi-coffee WEBSITE

 『おいしいコーヒーの真実』12月19日までの上映です。
なお、15日(月)午後7時15分からの回は休映となりますのでご注意ください。
シネマテークたかさきへの皆様のお越しをお待ちしております。

たくさんの<想い>を頂戴しました

 シネマテークたかさき総支配人茂木正男の通夜、告別式が終わりました。
式場へ入りきれないほどの皆様に駆けつけて頂きました。本当にありがとうございました。
並びきれないほどのお花、弔電、さまざまにお気持ちもたくさん頂戴しました。

 監督、俳優の皆さん、配給会社の皆さん、関係各位の皆さん、そして映画ファンの皆さん、
本当に本当にありがとうございました。

 

 そして、通信へのコメント、モギマサ日記へのコメント、他メール、FAX、お電話等々
みなさまからの大切なお気持ちをたくさん頂戴しております。

 茂木に代わりましてスタッフ一同より心からの御礼を申し上げたいと思います。

 大きな存在はこれからも消える事なくここに居続ける事と思います。

 これからも多くの皆様との出逢い、映画の出逢いを大切に進んでまいります。
 今後とも、ご指導ご鞭撻の程 どうぞよろしくお願いいたします。

ただいま高崎高島屋さんにて

Blog0346『ラフマニノフ ある愛の調べ』上映に際し、ご紹介コーナーを設けさせて頂いてます。

 20世紀を代表する天才作曲家の数奇なる運命、そして彼を愛した3人の女性たち…。
 壮大な愛と音楽の物語にきっと大満足していただけることでしょう。

 ご期待くださいませ!

ジャージの二人特設ページ

 本日にてジャージの二人上映終了いたしました。

上映にあたり多くの方々にご協力頂きました。この場を借りて御礼を申し上げたいと思います。

そして。

上映終了に伴いこのジャージの二人特設ページも後日閉鎖します。
応援、ご支援本当にありがとうございました。

夏になったら是非嬬恋村を 思い出してください!
そしてこの映画を末永く皆さんどうぞよろしくお願いします。

花はどこへいった 関連企画

 お伝えしておりました、写真展始まりました。
Blog0331 高崎市役所中2階ロビーです。

なかなかいい案配です。自画自賛です。
グレッグ・デイビスさんが見つめた群馬の人々、群馬の姿が写し取られています。
本当に いい写真です。

この写真展を開催するにあたっては、本当に沢山の方々の手を借り、助けて頂きやっとのことで実現する事が出来ました。

是非多くの方にご覧頂きたいと思います。

 市役所のロビーは休日も平日もフリースペースで解放されておりますのでどなたでもお気軽に見て頂けます。

 

11月6日までの開催です。最終日は午後5時までとなります。

是非お立ち寄りください!Blog0332_2

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あっという間に

 10月も終わりが近づき。
今月は慌ただしくも楽しい日々が続きました。

遅ればせながら18日、ジャージの二人 初日の模様をリポートです。

Blog0300 公開初日イベントとして
嬬恋村商工会・観光協会・フィルムコミッション 協賛、大抽選会を行いました。

ホテルグリーンプラザさんの宿泊招待券、浅間高原やわらかキャベツ、嬬恋産じゃがいも、丸山農園キャベツキムチ

が、シネマテークたかさきの玄関口にずらりと並びました。

そして、嬬恋村の皆さんが応援に駆けつけてくださいました。
緑の法被が素敵です。
初回上映前には、嬬恋村観光商工課長さんが、是非皆さんにご挨拶を、とおっしゃってくださり
本当に楽しくにぎやかなスタートとなりました。

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キャベツ、じゃがいもそれぞれ150個はあっというまに
皆さんの手へ渡りました。


そしてそして、夕方には中村監督の舞台挨拶が!!!
中村監督舞台挨拶模様は後ほどまとめてアップしますが、
ほんっとに、
とおっても
笑顔が素敵な優しい方でした!!
ずっとお会いしたかったので、とても緊張していた私は控え室では正直かちんこちんでした。
舞台挨拶もどうなる事やらと思っていましたが
とても気さくに場を盛り上げてくださって、とても楽しい時間となりました。
監督のお話に会場からも笑い声があがり、うなずきもおおく
皆さんにこやかだったのがとても印象的でした。

中村監督、是非また起こしください。お待ちしています。

そして舞台挨拶の回にご参加くださった皆様ありがとうございました。

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そして、『ジャージの二人』2週目に突入です。
一人でも多くの方に ゆるゆるな時間をお届けしたいと思いますので
是非是非お越し下さい。

27日(月)3時の回ご鑑賞の方先着10名様には ジャイアントカプリコプレゼントですよ。

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甘利はるな の魅力

 『コドモのコドモ』 大事な大事な映画がいよいよ始まります。Blog0257

 萩生田監督は私にとって要注目監督のお一人です。
そして『コドモのコドモ』で確信した事がひとつ。

萩生田監督は、こどもを活き活きと描くのがすこぶるうまい!!
こどもを撮らせたらこの人 の一人に入ります。なんというのでしょうか、映画全体がいいのは当たり前なんですが、こどもたち一人一人が実に魅力的、観終わった頃には出て来たこどもたち一人一人の顔が焼き付いているに違いありません。何となくそこに居て終わる感じの子たちがいないのです。
一人一人がそれぞれ力を放っていて、主人公たりうる。
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とはいえ、その中で判然と輝く大きな主人公がいます。

 春菜です。小学5年生にしてこどもをみごもってしまう、春菜。
これを演じたのが甘利はるなちゃん。 演技派の小学生は今の世の中たくさんいるようですが
彼女の魅力はただ演技がうまいということを越えたものだとおもいます。
映画俳優としてこれから大成していくことでしょう。

 萩生田監督の引き出したこどもたちのパワーが映画にそのまま出ています。
その上で、きちんとした 映画俳優を輩出しているこの作品。見逃す手はありません。

 と、先日 『ブタがいた教室』を見ました。実話を基にした、ある小学校の物語ですがここにも甘利はるなちゃんの姿が。本当に注目の俳優さんです。余談ですがこれもほんとにいい映画でした。

さてさて。すっかり彼女に魅せられていたのに、つい最近知ったことがあります。

なんと!はるなちゃん、群馬出身でした…。

みなさん!この期待の大注目俳優さんは地元の子です。これはもう!
応援するしかありません。Haruna
是非是非お見知りおきを お願いします。
スクリーンの中のはるなちゃんに会いに来てください。Sub2

シネマ・シンジーケート という 取り組み

  シネマシンジケート第一回選定作品 コドモのコドモ

いよいよ、この映画がシネマテークたかさきで公開です。Main

 まずは、シネマシンジケートとはなんぞや から始めなければなりません。が、これはコミュニティシネマという概念が登場した頃と同じく、大きな狙いや想いや理想はあるけれどもこれからどんどん成長する構想であり、今一言で形作るものではありません。ので、今は、〜のようなもの といった程度に皆さんには見て頂きたいと思っています。

 簡単に言えば、街なか映画館が集まり、館主が観客に見て欲しい映画を選定し、シンジケートで<<たいせつに>>上映していこうというものです。
 <<たいせつに>>とはどういうことか。これを考え考え進んでいくのだと思います。

 細かい事は置いておくとして。
シネマテークたかさきが出来て早4年が経とうとしています。これまで400本近い作品を上映してきました。どの映画もかわいいこども、聞かれれば長所と短所をいくらでも話せる、お客様に良かったと言われれば天にものぼるほど嬉しくて、だめだったと言われればすこぶる落ち込むわけで、1作にかける思入れは半端じゃありません。
 でもこの思い入れを十分にお伝え出来るときと出来ないときがある。そしてこの現象はシネマテークたかさきだけでなくどの映画館でも起こる事です。

 全国の街なか映画館が集まって、こんないい映画を一人でも多くの人に届けるにはどうしたらいいだろうか、私だったらこんなふうに、自分だったらこれだけの事を出来る、それを情報交換しながらああでもないこうでもないいいながら、自分がどれだけこの映画を大事に想っているか自慢をし合い、それを観客の方々にお届けする。どれだけおせっかいなんだ、という感じがしますが、そんな事なんだろうと私は思っています。

 一人の力では限界がみえてしまう事を、もう少し大勢の力を合わせてやってみるという事だと思うのです。山ほどの映画がある中で、素晴らしいのに悲しいかな、観客の目に触れずに終わってしまうものが山とあるのです。それを少しでも届けたい。その為に力を合わせてみる。

 その、第一回目作品が『コドモのコドモ』。
こんないいセレクションはない。そう思ってます。
『コドモのコドモ』

 小学五年生の女の子が赤ちゃんを授かり、産み落とす。

テーマだけ聞いたら間違いなく、ひく 人が大半でしょう。えええ?大丈夫なのそんな映画やって、というのも正直な声だと思います。

 倫理や道徳が先に絶対的に必要かといえば、そうではないとおもうのですね。大事なのは、映画としてどうなのか という事。

 『コドモのコドモ』はどんな人にだって胸を張って言えるすばらしい出来映えの映画です。映画は想像の向こう側が描ける。映画の中に描かれている事が何であるか。

 誰からも愛される映画じゃなくて結構、そんな優等生でなくていいから、我が道を見失わないしっかりした映画をきちんと応援したい。

 シネマ・シンジケート第一回選定作品、『コドモのコドモ』
いろんな意味で、とにかく注目してみてください。
 かわいいこども(映画)を どうぞよろしくお願いします。
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販売中

 ただいま劇場ロビーで雑誌を販売しております。

0809_new_s 『ジャージの二人』公開に向けて準備している中で、雑誌社さんからご連絡をいただきました。 『ジャージの二人』ロケ地特集を組んでいるとの事で販売してもらえませんか。というものだったのですが。

 ロケーションジャパン  ロケ地に使われているところを紹介するもので、前に立ち読みした記憶が…。 届いて驚いたのが月刊誌だった。季刊誌だとばかり思っていました。でもそうですよね。これだけ撮影があるのですからたくさんネタはありますよね。
 これまでは、ロケ地と言っても人知れず  というものが多かったと思いますが、近年フィルムコミッションという組織が全国的に広まり、映画やテレビなどの撮影で誘致することで地域活性に繋がるという利点もあって、活動が紹介される媒体も増えました。

 撮影しやすくなったということもあるでしょうし、ロケ地に使われる土地ではその活動を温かく受け入れ皆で楽しむということが出来るわけですから とてもいい事なんだと思います。

 さて。今までは、映画は映画の中で完結してしまうので、現実の土地にその想いを馳せてロケ地巡りして楽しむということが、私はなんだか全く興味がなかったのですが。
 シネマテークたかさきで上映する映画をどんどん自分のもののように紐解いていく中で、映画の世界が息をしていた場所を辿って、もう一つの時間軸で映画を生きる事の面白さに気づき始めました。

 そんな時にこの雑誌が届いたのですが、なかなか読み応えがありまして面白いのです。映画の裏話も然ることながら、観た映画にを思い返した時に、知らない土地の空気感を感じるというのもおつなものです。

 『ジャージの二人』だけでなく、現在公開中の『東南角部屋二階の女』の特集や、これから上映の『ビルと動物園』、『トウキョウソナタ』などなど ロケ地紹介が盛りだくさんです。

 これからいい季節になりますし、ドライブコースの一案になるかもしれません。是非お手に取って読んでみてください。