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シネマ・シンジーケート という 取り組み

  シネマシンジケート第一回選定作品 コドモのコドモ

いよいよ、この映画がシネマテークたかさきで公開です。Main

 まずは、シネマシンジケートとはなんぞや から始めなければなりません。が、これはコミュニティシネマという概念が登場した頃と同じく、大きな狙いや想いや理想はあるけれどもこれからどんどん成長する構想であり、今一言で形作るものではありません。ので、今は、〜のようなもの といった程度に皆さんには見て頂きたいと思っています。

 簡単に言えば、街なか映画館が集まり、館主が観客に見て欲しい映画を選定し、シンジケートで<<たいせつに>>上映していこうというものです。
 <<たいせつに>>とはどういうことか。これを考え考え進んでいくのだと思います。

 細かい事は置いておくとして。
シネマテークたかさきが出来て早4年が経とうとしています。これまで400本近い作品を上映してきました。どの映画もかわいいこども、聞かれれば長所と短所をいくらでも話せる、お客様に良かったと言われれば天にものぼるほど嬉しくて、だめだったと言われればすこぶる落ち込むわけで、1作にかける思入れは半端じゃありません。
 でもこの思い入れを十分にお伝え出来るときと出来ないときがある。そしてこの現象はシネマテークたかさきだけでなくどの映画館でも起こる事です。

 全国の街なか映画館が集まって、こんないい映画を一人でも多くの人に届けるにはどうしたらいいだろうか、私だったらこんなふうに、自分だったらこれだけの事を出来る、それを情報交換しながらああでもないこうでもないいいながら、自分がどれだけこの映画を大事に想っているか自慢をし合い、それを観客の方々にお届けする。どれだけおせっかいなんだ、という感じがしますが、そんな事なんだろうと私は思っています。

 一人の力では限界がみえてしまう事を、もう少し大勢の力を合わせてやってみるという事だと思うのです。山ほどの映画がある中で、素晴らしいのに悲しいかな、観客の目に触れずに終わってしまうものが山とあるのです。それを少しでも届けたい。その為に力を合わせてみる。

 その、第一回目作品が『コドモのコドモ』。
こんないいセレクションはない。そう思ってます。
『コドモのコドモ』

 小学五年生の女の子が赤ちゃんを授かり、産み落とす。

テーマだけ聞いたら間違いなく、ひく 人が大半でしょう。えええ?大丈夫なのそんな映画やって、というのも正直な声だと思います。

 倫理や道徳が先に絶対的に必要かといえば、そうではないとおもうのですね。大事なのは、映画としてどうなのか という事。

 『コドモのコドモ』はどんな人にだって胸を張って言えるすばらしい出来映えの映画です。映画は想像の向こう側が描ける。映画の中に描かれている事が何であるか。

 誰からも愛される映画じゃなくて結構、そんな優等生でなくていいから、我が道を見失わないしっかりした映画をきちんと応援したい。

 シネマ・シンジケート第一回選定作品、『コドモのコドモ』
いろんな意味で、とにかく注目してみてください。
 かわいいこども(映画)を どうぞよろしくお願いします。
Sub3_2

 
 

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