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リミッツ・オブ・コントロール

みなさま、あけましておめでとうございます。

今年もシネマテークたかさきを、どうぞよろしくお願いいたします。

ところで、今年は寅年です。とら、カッコいいですよね!まさに男らしさの象徴ともいえます。

そんな寅年にぴったりな、男らしい映画をご紹介します。

『リミッツ・オブ・コントロール』

既にご存知のかたも多いかとおもいますが、この作品は、

ジム・ジャームッシュ監督の4年ぶりの新作でございます!

スペインを舞台に、ある殺し屋の任務遂行までの過程を映し出すことで、

著しく変化する現代社会を幻想的に描き出した本作ですが、

主演は、ジャームッシュ作品4度目の主演となるイザック・ド・バンコレ。

さらに、オスカー女優のティルダ・スウィントン、ビル・マーレイ、

ガエル・ガルシア・ベルナルや、日本からは工藤夕貴が出演し、

実に豪華なキャスティングとなっています。

また、予告を観たところ、音楽がとても男らしくて、カッコいいのです。

こんなカッコいい音楽を、一体だれが演奏しているのかと思ったら、

なんと、ボリスという日本のバンドが音楽担当とのことです。

私、恥ずかしながらボリスの存在を知らなかったのですが、

ジャームッシュ作品に、工藤夕貴とボリスという2組の日本人が参加

していることについて、ちょっと嬉しくおもいました。

また撮影は、ウォン・カーウァイ作品でおなじみのクリストファー・ドイル。

一体どんな映像に仕上がっているのかも楽しみです。

さて、『リミッツ・オブ・コントロール』ですが

当館では19日(土)から122日(金)まで2週間上映いたします。

〇上映時間〇

19日(土)~115日(金)

13:1515:17 ②17:4019:42 ③20:0022:02

116日(土)~122日(金)

13:1015:12 ②15:3017:32 ③20:0022:02

週によって上映時間が異なりますのでご注意ください。

みなさまのお越しをお待ちしております。

エル・スール

みなさまこんにちは。

本日は『幸せはシャンソニア劇場から』と、ビクトル・エリセ監督作品の

『ミツバチのささやき』『エル・スール』の3作の初日でした。

わたしは『エル・スール』を観ました。

これから観る方が、たくさんいらっしゃるかと思いますので

内容については触れませんが、観てみた感想として、

とにかく映像が美しい作品だなあと思いました。

1シーン1シーンが、まるで写真のようです。

映画は、主人公の少女・エストレリャの回想シーンがほとんどなのですが、

彼女が成長してゆく過程が、とても鮮やかにえがかれています。

上映期間たいへん短いですが、

たくさんの方に、この作品の美しさを味わっていただきたいと思います。

明日が最終日です!

今月10日から始まった『科学映画特集 科学が観たい!』でございますが、

早いもので、明日が最終日です!

明日のプログラムは、

☆14:00~ プログラム② 身の回りの科学 vol.1

☆17:00~ プログラム④ 2009年は世界天文年!宇宙特集

となっております。

プログラム②は1時間17分。プログラム④は1時間11分と、いずれも上映時間が短めにも

かかわらず、内容は盛りだくさんです。

ぜひぜひご覧下さい!

また、群馬県立高崎高等学校スーパーサイエンススクール研究発表展の展示も、明日が

最終日です。

ロビーは入場自由ですので、ぜひともいらしてください。

加えて、明日は『真夏の夜の夢』『ちゃんと伝える』の最終日でもあります。

〇『真夏の夜の夢』の上映時間〇

①11:00~12:52

②19:00~20:52

〇『ちゃんと伝える』の上映時間〇

①13:00~14:55

②17:45~19:40

みなさまのお越しをおまちしております。

女の子割引!

明日からはじまる、深津絵里さん主演の『女の子ものがたり』ですが、

当館ではユニークな割引を実施します。

その名も”女の子割引”

この”女の子割引”は、上映期間中の毎週火曜日、『女の子ものがたり』をご覧になる

女性の方は、みなさま1,000円でごらんいただけるという割引制度です!

・・・男性の方、申し訳ありません!!今回は、ご了承ください!

ちなみに、『女の子ものがたり』は10月10日(土)~10月23日(金)の2週間上映しております。

せっかくの機会ですので、女性の方はぜひ火曜日に来て下さいね☆

それでは、劇場にてお待ちしております。

※なお10月14日(水)の15:30からの回のみ、休映させていただきます。

あたらしい販売物の紹介

今日は、『エンプティー・ブルー』舞台挨拶があり、

満席となりました。ありがとうございます!

帆根川監督をはじめと5名の方々に登壇していただき、たいへん豪華な舞台挨拶となりました☆

ではここで、今週からの販売物をご紹介いたします。

〇『路上のソリスト』パンフレット 600円

〇『エンプティー・ブルー』ポスターB全サイズ 700円

〇『子供の情景』パンフレット 700円

〇『子供の情景』チャリティーポストカード 全7種類 各100円

このチャリティーポストカードは、売上が国際NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)へ

全額寄付され、世界の、恵まれない子供たちのよりよい生活のために役立てられます。

デザインは、このように7種類ございます。

Junichi_2

 

Photo_8

Photo_4

Photo_3Photo_5

Photo_6

Photo_9

上段左から、Junichiさん、小林エリカさん、石川直樹さん、西原理恵子さん。

下段左から、川内倫子さん、葉祥明さんのデザインしたものと、『子供の情景』の場面写真です。

エンプティー・ブルー

もう、週末です。

明日18日は、『妻の貌』『サガン~悲しみよこんにちは~』の2作品が最終日を迎えます。

お見逃しのないようご注意くださいませ。

そして、あさってからは『エンプティー・ブルー』『子供の情景』『路上のソリスト』

の3作品が初日を迎えます。

ここで、『エンプティー・ブルー』に関しては、トップにもあるとおり、

9月19日(土)の14:30の回上映後に、

帆根川廣監督

今井雄一さん

佐々木郁子さん

以上お三方による、舞台挨拶を予定しております。

現在、劇場受付および電話(027-325-1744)にて、ご予約受け付けております。

なお、定員(58席)に達し次第受付終了とさせていただきます。

また、9月27日(日)には、

19時の回上映前に、『エンプティー・ブルー』のテーマ曲を演奏されている

Raiji&Chipsさんによる、30分程のミニライブがございます。

劇場で生演奏を聞く機会はめったにないので、どんな風になるのかなーと、

私、今から楽しみにしております!

こちらも、ご予約受け付け中です。

みなさまのご来場をお待ちしております。

10月はプチEXILE祭りです

最近朝がとても冷え込みますよね。それもそのはず、もう9月半ばなのですね。

月日が経つのは本当に早いな、と、しみじみ感じます。

そんなこんなで、あっと言う間ににやってくる、来月の上映作品についてお知らせします。

☆10月3日~10月16日『ちゃんと伝える』☆

☆10月24日~11月6日『白夜』☆

『ちゃんと伝える』の主演はEXILEのAKIRAさん

『白夜』の主演はEXILEの眞木大輔さん

ということで、10月、当館はEXILE祭りとなっております。わっしょーい!

また、

『ちゃんと伝える』は園子温監督

『白夜』は小林政宏監督 が、それぞれメガホンをとっておられます。

園監督は『愛のむきだし』

小林監督は『愛の予感』を、

当館では過去に上映いたしました。

両監督とも、言わずも知れた名監督。

EXILEという日本を代表するエンターテインメント・グループと

日本を代表する名監督とのコラボレーション ということで、

この秋大注目の、この2作品。

ぜひ、劇場にてご覧ください。

ChantoByakuya

左が『ちゃんと伝える』(EXILEのAKIRAさん)

右が『白夜』(EXILEの眞木大輔さん)

お二人ともイケメンです・・・。

BOW in TFF vol.2

来週8月22日から、高崎映画祭による上映企画『BOW in TFF vol.2』がはじまります!

上映される作品は、

『ベルリン・天使の詩』(監督:ヴィム・ヴェンダース/1987年)

『ピアノ・レッスン』(監督:ジェーン・カンピオン/1993年)

『恋の秋』(監督:エリック・ロメール/1998年)

『恋ごころ』(監督:ジャック・リヴェット/2001年)

『D.I.』(監督:エリア・スレイマン/2002年)

以上の、名作5作品を、シネマテークたかさきにて、上映いたします。

どれも、なかなか劇場で見る機会のない作品かと思います。

初めて観る!という方はもちろん、もう何度も観たよ!という方も、もう一度、

ぜひ劇場で、初秋にぴったりの5作品、お楽しみ下さいませ!

また、シネマテークたかさきの店頭をはじめ、煥乎堂前橋本店さま、戸田書店高崎店さま、高崎市役所地下売店さま他では、前売鑑賞券を1作品1,000円にて、絶賛発売中です!

ちなみに、当日鑑賞券は1作品1,200円でございます。

みなさまのお越しを、お待ちしております!!

懺悔

今日は、8月8~21日まで、2週間にわたり当館で上映する「懺悔」の紹介です!

Zange

監督は、巨匠テンギズ・アブラゼ。「祈り」(1968年)、「希望の樹」(1977年)に続く、懺悔三部作の悼尾を飾る大作といわれています。

実はこの「懺悔」という作品は、1984年に製作され、以来長らく日本で公開されずにいました。

物語は、架空の地方都市が舞台。

その街で、長く市長として権力を振るっていた男ヴァルラムが亡くなりました。

そのことを知った一人の女性ケテヴァン。

彼女にとって、ヴァルラムは、かつて両親を粛清した上に殺害し、 彼女の人生を大きく狂わせた張本人だったのです。

そして、ケテヴァンの回想を通し、ヴァルラムへの告発・独裁政権下の粛清による市民の苦難の道のりが、幻想的に、力強く描かれてゆく・・・・・・。

描かれている自由と人権のメッセージは、強く普遍的であり、不安定な情勢が続く今の時代においても、重要な作品であるといえます。

本作で、ヴァルラムとその息子アペルの2役を演じたアフタンディル・マハラゼは、本作が現代においても古く感じないことについて、「残念なことに、今も昔も変わっていないという事でしょう。」と言及していたそうです。

上映時間は2時間33分と、やや長めです。しかし、ほとんどの劇場が、もう上映を終了しております。関東圏では、「懺悔」を観られるラストチャンスかと思います。

8月8~21日の2週間という、短い上映期間ですが、ぜひ「懺悔」を観にいらしてください。お待ちしております!!

こんにちは。

みなさま、ブログのタイトルの文字、読めましたか?

正解は「でこ」です。「とつ」とも読みます。

この「凸」という記号みたいな、へんてこな文字を名前に持つ男をめぐる、

フシギな映画『鈍獣』について、ご紹介します。

物語は、失踪した作家・凸(でこ)川(通称:凸やん)を探し、編集者の静が田舎町にたどり着く所から始まります。

静をまっていたのは、町のホストクラブのオンリーワンホスト・江田と、インチキ警官・岡本、江田の愛人・順子ママ、ブリっこホステス・ノラという・・・どう考えても怪しすぎる面々。

江田と岡本は、凸やんの同級生。実は彼らは数ヶ月前に、凸やんに再会していた。そこで、自分たちの絶対に知られてはいけない、忌まわしい過去を、凸やんが小説として連載していると知った二人は、ある決心をするのです。

「凸やんを・・・殺(ポロ)す!!」

しかし、とっても鈍~い凸やんは、そんな殺意には全く気づかない!

しめしめ・・・と、二人は凸やんをポロすのですが、ポロせどポロせど、凸やんは死なないので、さあ大変!!

そして物語は、驚愕の結末へと、加速してゆく!といったお話です。

独自の世界観を持った、映画『鈍獣』。

ご存知の方も居られるかと思いますが、『鈍獣』は、元々舞台で上演されていた作品だそうです!舞台『鈍獣』は、2004年に岸田國士戯曲賞を受賞しています。

そして映画はというと、脚本には、今やおなじみ宮藤官九郎さん。出演者には、浅野忠信さん、北村一輝さん、真木よう子さんに・・・・・・なんと、ジェロさん(演歌歌手の!)まで、実に幅の広~い顔ぶれとなっておりまして・・・おもしろくないわけない!と、私は思っております。

映画『鈍獣』、当館では8月8日から2週間、上映いたします!

一度はまったら抜けられない!?鈍獣ワールドを体感しに、ぜひぜひ劇場にいらしてください。みなさまのお越しを、お待ちしております!!!!!!