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あっという間に

 10月も終わりが近づき。
今月は慌ただしくも楽しい日々が続きました。

遅ればせながら18日、ジャージの二人 初日の模様をリポートです。

Blog0300 公開初日イベントとして
嬬恋村商工会・観光協会・フィルムコミッション 協賛、大抽選会を行いました。

ホテルグリーンプラザさんの宿泊招待券、浅間高原やわらかキャベツ、嬬恋産じゃがいも、丸山農園キャベツキムチ

が、シネマテークたかさきの玄関口にずらりと並びました。

そして、嬬恋村の皆さんが応援に駆けつけてくださいました。
緑の法被が素敵です。
初回上映前には、嬬恋村観光商工課長さんが、是非皆さんにご挨拶を、とおっしゃってくださり
本当に楽しくにぎやかなスタートとなりました。

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キャベツ、じゃがいもそれぞれ150個はあっというまに
皆さんの手へ渡りました。


そしてそして、夕方には中村監督の舞台挨拶が!!!
中村監督舞台挨拶模様は後ほどまとめてアップしますが、
ほんっとに、
とおっても
笑顔が素敵な優しい方でした!!
ずっとお会いしたかったので、とても緊張していた私は控え室では正直かちんこちんでした。
舞台挨拶もどうなる事やらと思っていましたが
とても気さくに場を盛り上げてくださって、とても楽しい時間となりました。
監督のお話に会場からも笑い声があがり、うなずきもおおく
皆さんにこやかだったのがとても印象的でした。

中村監督、是非また起こしください。お待ちしています。

そして舞台挨拶の回にご参加くださった皆様ありがとうございました。

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そして、『ジャージの二人』2週目に突入です。
一人でも多くの方に ゆるゆるな時間をお届けしたいと思いますので
是非是非お越し下さい。

27日(月)3時の回ご鑑賞の方先着10名様には ジャイアントカプリコプレゼントですよ。

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ただいま販売中

『コドモのコドモ』、『ジャージの二人』、ただいま絶賛上映中です!!!!

9784087461183

『ジャージの二人』原作本は、劇場でも取り扱っています!

原作は芥川賞作家・長嶋有さんの作品。昨年夏に当館で上映した『サイドカーに犬』も長嶋有さんの原作です。

文庫で450円、お手頃価格で読書の秋にぴったりの作品です。

今週の販売物  :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

『コドモのコドモ』

パンフレット…600円

ポストカード…150円

『いまここにある風景』

パンフレット…700円

ポストカード…100円

『ジャージの二人』

パンフレット…600円

文庫本…450円

雑誌「ロケーションジャパン」8月号…500円

甘利はるな の魅力

 『コドモのコドモ』 大事な大事な映画がいよいよ始まります。Blog0257

 萩生田監督は私にとって要注目監督のお一人です。
そして『コドモのコドモ』で確信した事がひとつ。

萩生田監督は、こどもを活き活きと描くのがすこぶるうまい!!
こどもを撮らせたらこの人 の一人に入ります。なんというのでしょうか、映画全体がいいのは当たり前なんですが、こどもたち一人一人が実に魅力的、観終わった頃には出て来たこどもたち一人一人の顔が焼き付いているに違いありません。何となくそこに居て終わる感じの子たちがいないのです。
一人一人がそれぞれ力を放っていて、主人公たりうる。
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とはいえ、その中で判然と輝く大きな主人公がいます。

 春菜です。小学5年生にしてこどもをみごもってしまう、春菜。
これを演じたのが甘利はるなちゃん。 演技派の小学生は今の世の中たくさんいるようですが
彼女の魅力はただ演技がうまいということを越えたものだとおもいます。
映画俳優としてこれから大成していくことでしょう。

 萩生田監督の引き出したこどもたちのパワーが映画にそのまま出ています。
その上で、きちんとした 映画俳優を輩出しているこの作品。見逃す手はありません。

 と、先日 『ブタがいた教室』を見ました。実話を基にした、ある小学校の物語ですがここにも甘利はるなちゃんの姿が。本当に注目の俳優さんです。余談ですがこれもほんとにいい映画でした。

さてさて。すっかり彼女に魅せられていたのに、つい最近知ったことがあります。

なんと!はるなちゃん、群馬出身でした…。

みなさん!この期待の大注目俳優さんは地元の子です。これはもう!
応援するしかありません。Haruna
是非是非お見知りおきを お願いします。
スクリーンの中のはるなちゃんに会いに来てください。Sub2

シネマ・シンジーケート という 取り組み

  シネマシンジケート第一回選定作品 コドモのコドモ

いよいよ、この映画がシネマテークたかさきで公開です。Main

 まずは、シネマシンジケートとはなんぞや から始めなければなりません。が、これはコミュニティシネマという概念が登場した頃と同じく、大きな狙いや想いや理想はあるけれどもこれからどんどん成長する構想であり、今一言で形作るものではありません。ので、今は、〜のようなもの といった程度に皆さんには見て頂きたいと思っています。

 簡単に言えば、街なか映画館が集まり、館主が観客に見て欲しい映画を選定し、シンジケートで<<たいせつに>>上映していこうというものです。
 <<たいせつに>>とはどういうことか。これを考え考え進んでいくのだと思います。

 細かい事は置いておくとして。
シネマテークたかさきが出来て早4年が経とうとしています。これまで400本近い作品を上映してきました。どの映画もかわいいこども、聞かれれば長所と短所をいくらでも話せる、お客様に良かったと言われれば天にものぼるほど嬉しくて、だめだったと言われればすこぶる落ち込むわけで、1作にかける思入れは半端じゃありません。
 でもこの思い入れを十分にお伝え出来るときと出来ないときがある。そしてこの現象はシネマテークたかさきだけでなくどの映画館でも起こる事です。

 全国の街なか映画館が集まって、こんないい映画を一人でも多くの人に届けるにはどうしたらいいだろうか、私だったらこんなふうに、自分だったらこれだけの事を出来る、それを情報交換しながらああでもないこうでもないいいながら、自分がどれだけこの映画を大事に想っているか自慢をし合い、それを観客の方々にお届けする。どれだけおせっかいなんだ、という感じがしますが、そんな事なんだろうと私は思っています。

 一人の力では限界がみえてしまう事を、もう少し大勢の力を合わせてやってみるという事だと思うのです。山ほどの映画がある中で、素晴らしいのに悲しいかな、観客の目に触れずに終わってしまうものが山とあるのです。それを少しでも届けたい。その為に力を合わせてみる。

 その、第一回目作品が『コドモのコドモ』。
こんないいセレクションはない。そう思ってます。
『コドモのコドモ』

 小学五年生の女の子が赤ちゃんを授かり、産み落とす。

テーマだけ聞いたら間違いなく、ひく 人が大半でしょう。えええ?大丈夫なのそんな映画やって、というのも正直な声だと思います。

 倫理や道徳が先に絶対的に必要かといえば、そうではないとおもうのですね。大事なのは、映画としてどうなのか という事。

 『コドモのコドモ』はどんな人にだって胸を張って言えるすばらしい出来映えの映画です。映画は想像の向こう側が描ける。映画の中に描かれている事が何であるか。

 誰からも愛される映画じゃなくて結構、そんな優等生でなくていいから、我が道を見失わないしっかりした映画をきちんと応援したい。

 シネマ・シンジケート第一回選定作品、『コドモのコドモ』
いろんな意味で、とにかく注目してみてください。
 かわいいこども(映画)を どうぞよろしくお願いします。
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今週の販売物

10/11~の販売物

『ファクトリー・ガール』

パンフレット…700円

ポストカード3枚セット…300円

『いま ここにある風景』

パンフレット…700円

ポストカード…100円

『モンテーニュ通りのカフェ』

パンフレット…700円

『東南角部屋二階の女』

パンフレット…800円

また、『ジャージの二人』前売券は10/17までの販売です。窓口限定の特典:手ぬぐいも残りわずか!お早めにお求めください!

販売中

 ただいま劇場ロビーで雑誌を販売しております。

0809_new_s 『ジャージの二人』公開に向けて準備している中で、雑誌社さんからご連絡をいただきました。 『ジャージの二人』ロケ地特集を組んでいるとの事で販売してもらえませんか。というものだったのですが。

 ロケーションジャパン  ロケ地に使われているところを紹介するもので、前に立ち読みした記憶が…。 届いて驚いたのが月刊誌だった。季刊誌だとばかり思っていました。でもそうですよね。これだけ撮影があるのですからたくさんネタはありますよね。
 これまでは、ロケ地と言っても人知れず  というものが多かったと思いますが、近年フィルムコミッションという組織が全国的に広まり、映画やテレビなどの撮影で誘致することで地域活性に繋がるという利点もあって、活動が紹介される媒体も増えました。

 撮影しやすくなったということもあるでしょうし、ロケ地に使われる土地ではその活動を温かく受け入れ皆で楽しむということが出来るわけですから とてもいい事なんだと思います。

 さて。今までは、映画は映画の中で完結してしまうので、現実の土地にその想いを馳せてロケ地巡りして楽しむということが、私はなんだか全く興味がなかったのですが。
 シネマテークたかさきで上映する映画をどんどん自分のもののように紐解いていく中で、映画の世界が息をしていた場所を辿って、もう一つの時間軸で映画を生きる事の面白さに気づき始めました。

 そんな時にこの雑誌が届いたのですが、なかなか読み応えがありまして面白いのです。映画の裏話も然ることながら、観た映画にを思い返した時に、知らない土地の空気感を感じるというのもおつなものです。

 『ジャージの二人』だけでなく、現在公開中の『東南角部屋二階の女』の特集や、これから上映の『ビルと動物園』、『トウキョウソナタ』などなど ロケ地紹介が盛りだくさんです。

 これからいい季節になりますし、ドライブコースの一案になるかもしれません。是非お手に取って読んでみてください。