馬と風船
ただ今上映中の『白い馬』『赤い風船』すでにリピーターの方がちらほら、というか多いです。
昔、16ミリで見ました!と声をかけてくださったお客様も数名。当時の公開は、かなり限られた環境で、伝説の映画という話しのみを聞いていたので、まさか、35ミリプリントでしかも2本同時上映で出来るとは!感激です。
2作品とも、少年と人間ではないものとの絆を描き、人間への希望と絶望(いいすぎでしょうか…)が描かれていると感じています。
子供たちの未来の為にその両方を描き、出来る事ならば希望を託したかったのではないかと、あんなに短い作品の中に人生と人間の哲学を見てしまった気がしました。
赤い風船の主人公の男の子がとにかくかわいいです!アルベール監督の息子さんですが、彼は『白い馬』で主人公少年の弟として劇中に出てきます。その成長ぶりにもなんだか深い示唆があるような気さえしてしまいました。当館では制作順での上映をしていますのでそんなところも、見所です。
是非是非お見逃しなくごらんくださいませ。
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