井口奈己監督 舞台挨拶
2008年3月15日(土)『人のセックスを笑うな』初日には、井口奈己監督、西ヶ谷プロデューサー、撮影の鈴木昭彦さん、井口組のみなさまに高崎にお越しいただきました。
13時と15:50の回上映後に舞台挨拶が行われました。
―この作品を作る経過をお聞かせ下さい。
井口監督:小説を渡されて、まずタイトルを見て、私のフィルモグラフィーに「セックス」って入るのはどうなのかな?と始めは思ったけれど、原作を読んだら青春恋愛映画だったので、映画にできるかなと思いまして。
―この最高のキャスティングはどのように決まったのですか?
西ヶ谷P:堂本役の忍成修吾さんはアテ書きの段階から決まっていて、ユリは原作のイメージとは違う女性だけど、永作さんに是非演っていただきたい!ということで決まりました。今、恋愛映画で観てみたい20代でこのコンビが観たい!ということで、松山ケンイチさん、蒼井優さんが決まりました。
―観ていると思わずはずかしくなってしまいますが、どんな演出をされたのですか?
井口監督:現場では本当に何もしていなくて、どうしてですか?と言われてもわからないのですが、脚本を書いている時に、まわりの人の恋愛ネタを嫌がっているのに聞き出したりしていました。それでリアルな感じが出ていると思います。
―キスシーン凄かったですよね!
井口監督:そうですね。実は、カットかかった後の方がもっと凄くて、人が恋におちる瞬間を見てしまった!すごいはずかしいという気持ちになりました。
―桐生でロケされていて、上州の空気感がありますね。
井口監督:前作『犬猫』は東京のベッドタウンが舞台。今回は都会じゃないところで、漠然と北関東をイメージしていて、実は、高崎にもロケハンに来ました。カッパピアが閉園していて遊園地がなかったので、桐生に決まりました。
―さいごに、メッセージをお願いします。
井口監督:この映画を何度か観てくれている方がいらっしゃるそうで、
その人たちの感想を聞くと、
1回目は、みるめ
2回目は、えんちゃん・・・
というように登場人物に気持ちを乗らせて観ると最低4回は観れるのではないでしょうか。引きの画が多いのでぜひ劇場の大きな画面でよい音で観て下さい!
13時の回には、わたらせフィルムコミッションより贈られた大ヒット祈願のダルマに都内での大ヒット達成と高崎でのヒット祈願を込め、井口監督にダルマの目入れをしていただきました!その記念すべきダルマは現在、シネマテーク1F受付でみなさまのお越しをお待ちしております。
井口監督をはじめ井口組のみなさま素敵な作品を本当にありがとうございました!
また来て下さいね!
『人のセックスを笑うな』大ヒット上映中です!
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