凸
こんにちは。
みなさま、ブログのタイトルの文字、読めましたか?
正解は「でこ」です。「とつ」とも読みます。
この「凸」という記号みたいな、へんてこな文字を名前に持つ男をめぐる、
フシギな映画『鈍獣』について、ご紹介します。
物語は、失踪した作家・凸(でこ)川(通称:凸やん)を探し、編集者の静が田舎町にたどり着く所から始まります。
静をまっていたのは、町のホストクラブのオンリーワンホスト・江田と、インチキ警官・岡本、江田の愛人・順子ママ、ブリっこホステス・ノラという・・・どう考えても怪しすぎる面々。
江田と岡本は、凸やんの同級生。実は彼らは数ヶ月前に、凸やんに再会していた。そこで、自分たちの絶対に知られてはいけない、忌まわしい過去を、凸やんが小説として連載していると知った二人は、ある決心をするのです。
「凸やんを・・・殺(ポロ)す!!」
しかし、とっても鈍~い凸やんは、そんな殺意には全く気づかない!
しめしめ・・・と、二人は凸やんをポロすのですが、ポロせどポロせど、凸やんは死なないので、さあ大変!!
そして物語は、驚愕の結末へと、加速してゆく!といったお話です。
独自の世界観を持った、映画『鈍獣』。
ご存知の方も居られるかと思いますが、『鈍獣』は、元々舞台で上演されていた作品だそうです!舞台『鈍獣』は、2004年に岸田國士戯曲賞を受賞しています。
そして映画はというと、脚本には、今やおなじみ宮藤官九郎さん。出演者には、浅野忠信さん、北村一輝さん、真木よう子さんに・・・・・・なんと、ジェロさん(演歌歌手の!)まで、実に幅の広~い顔ぶれとなっておりまして・・・おもしろくないわけない!と、私は思っております。
映画『鈍獣』、当館では8月8日から2週間、上映いたします!
一度はまったら抜けられない!?鈍獣ワールドを体感しに、ぜひぜひ劇場にいらしてください。みなさまのお越しを、お待ちしております!!!!!!
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