科学映画特集 します。
9月も後半に入り、すっかり秋本番ですね。
ようやく『ディア・ドクター』西川美和監督の舞台挨拶の詳細が決まりました。
詳しくはイベントページhttp://takasaki-cc.jp/events.htmlでご確認ください。
監督がいらっしゃる10月3日はお月見です。満月は4日だそうです。楽しみですね!
さて、来月10月10日(土)から「科学が観たい!シネマテークたかさき科学映画特集」を上映します。http://takasaki-cc.jp/science.html
この「科学映画」とは、一体どんなジャンルでしょうか。
「科学を扱った映画」と定義すると学術研究映画や企業PR映画、教育映画やSFまで、幅が広すぎる感じがします。
今回特集した作品がどのような内容かと言えば、自然の神秘・生命のメカニズム・果てしない宇宙など、多様ながら、わたしたちになじみの深いテーマの作品を選びました。
数々の不思議に挑んだ科学者と映画作家のつくった、目を見張る映像美や息を呑むスペクタクルを、多くのお客様にお楽しみいただきたいと思います。
私がこの「科学映画」という存在を知ったのは、一昨年前(2007年)の山形国際ドキュメンタリー映画祭 http://www.yidff.jp で特集上映されたのがきっかけです。
当館にもなじみの深い映画研究家の村山匡一郎さんが作品選定に関わっており、「今年は科学映画特集が面白いよ」とおっしゃっていたのがとても印象に残りました。
残念ながら、その年の山形映画祭には行けませんでしたが、昨年10月に東京アテネフランセ文化センターなど数会場で開催された「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー山形in東京2008」でようやく念願の科学映画を観ることができました。
こんな面白い映画があるなら、シネマテークで上映するしかない!と、密かに企画を進め、この秋ようやくの実現となります。
上映に併せて、高崎高等学校(高高)のスーパーサイエンスハイスクールhttp://www.takasaki.ed.jp/ssh/index.htmlの生徒さんたちに、研究内容をポスターにまとめていただいたものを掲示させていただく予定です。
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは、未来を担う科学技術系人材を育てることをねらいとして、文部科学省より各県に数校づつ指定され、専門的な授業や定期的に研究を行う取り組みです。(取り組みの一環として2年生はNASAにも行けちゃうのですよ!すごい!)
県内には他に、高崎女子高等学校と桐生高等学校があります。今回は、シネマテークたかさきから1番近い、という事もあり高崎高等学校にお願いをしました。
未来の科学者たちの研究内容を、是非、見に来てください!掲示場所はフリースペースです。
また、今回は「星くずから地球そして月へ」と題して、サイエンス講演会も行います。
講師を務めていただくのは、東京都三鷹市にある国立天文台の准教授、小久保英一郎先生です。http://th.nao.ac.jp/~kokubo/
小久保先生は、理論天文学の中でも「惑星系形成論」をご専門とし、とくに太陽系、地球と月の誕生について研究された論文は世界でも定説となっているほどです。
普段の研究、研究書の執筆、講演会や大学での講義など、いま最も忙しく、注目されている科学者のおひとりです。
その小久保先生が、大変お忙しいスケジュールの中で、高崎へお越しいただける事となりました。
最先端の科学に触れる、知的な秋の1日を楽しみにいらっしゃいませんか。
皆さまのお越しをお待ちしております。
講演会の詳細は特集ページからhttp://takasaki-cc.jp/science.html
こういうのを待ってました!楽しみです!
投稿: もりそば+コロッケ | 2009年9月21日 (月) 20:22
もりそばコロッケさん、
どうもありがとうございます!
お待ちしています~
投稿: suzuki | 2009年9月22日 (火) 20:06
あ、もりコロさんだ♪
どれを見ましょうかねー。
ご存知でしょうけど、スケジュール表にある公演日の曜日が間違ってますよー。
投稿: しみず | 2009年10月 6日 (火) 00:37
しみずさま
ご指摘ありがとうございます。
そして皆様、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
10月スケジュール、月番組表の科学が観たい!の部分で囲み記事で出させて頂いております小久保先生の講演については 10月12日(月・祝)です。
ここに訂正してお詫び申し上げます。
投稿: シネマテークたかさき | 2009年10月 6日 (火) 12:37