横浜監督舞台挨拶 其の三 Q&A編
7/20横浜監督舞台挨拶にて、お客様からのご質問に答えていただいた模様をお送りします!
本当にたくさんのご質問が寄せられ、会場は農薬かけて治めたいくらいの(大袈裟ですね?)熱気でした!
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Q:監督が作品を作る上でこだわりがあれば教えてください。
A:映画の世界では、本当にありえないことが起こっているのですが、
この(映画の)世界に疑いを持たない。作っている側はそれ(映画の世界)が現実ということを馬鹿みたいに信じ続けて作る。その積み重ねがこういう映画になりました。
という感じなので、「信じ続けること。」ですかね。
Q:ある動物が出てきたとき、一番嬉しかったというか、ほっとした印象を受けました。動物がかわいく撮れていて、陽人よりも人間的に見えたのですが・・・
A:動物相手なので何が起きるかわからなくて、テストを重ねても次何が起こるかわからないという面白さがありました。陽人も同じなんですけど。
反応をありのままを撮れば大丈夫だ。と思っていたので、動物に指示は通じないので、やったことを受け入れるという態度でいました。
Q:シーンのことを聞くのは野暮だと思うのですが、
町子先生と陽人の電話番号を交換するシーンはかなり長回しで印象に残ったのですが、何か思い入れがありましたか?
A:陽人が農薬を浴びて落ち着いているシーンだったので、
その変化した様をじっくり撮りたいと思っていました。
ゆったりした時間の流れをそのまま撮りたかったというのもあり、
自転車はテストでくるっと回ってしまって、それがおもしろかったので
本番でもう1回できますか?とたずねたら、松山さんが何度も練習してくれてうまくいきました。
偶然と意図的なものがどちらも入り込んでいるので、長く撮るのは面白かった。何が起こるかわからないし、意図的にも何か起こすこともできるし、実験的なシーンでした。
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