横浜監督舞台挨拶 其の一
7月20日(月・海の日)横浜聡子監督にお越しいただき、11時の回、13時40の回と2回ご挨拶いただきました!
監督にとって初の高崎上陸 だったそうで、駅に着いたら「だるま」が気になっていた様子でした
ウルミラ公式HPの監督のブログ「どんだんずカーニバル」にて、中野プロデューサーが高崎でのことをレポートされております!横浜監督がキャベツ畑に埋まった記念すべき(?)日でもありました。(監督ありがとうございました!)その様子がご覧いただけますよ☆
そして、高崎での舞台挨拶のレポートを数回にわけてこちらでご紹介いたします!監督から、キャスティング、演出について、映画への思いなどなど・・・もりだくさんにお話していただきました!そして、お客様からのご質問にも答えていただき、大盛況の舞台挨拶でした。
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―魅力的なキャスティングですが、どのように決まっていったのですか?
自主映画出身という私の立場で
まず、無名な人
できれば地元青森の人
有名じゃないけど色の付いてない人がいいなと思っていました。
でも、今回は多くの人に観てもらいたいという思いがあって、
自分が今までやったことがないことをやらないと意味がないと思ったので、経験のある役者さんと一緒にやることを決めました。
松山さんは青森出身ということもあり、最初から気になっていて、
いろんな個性的な役を演じられているわりには真っ白な印象があって、
自分のイメージを超えた陽人になるのではないかという予感がして、
ご本人がシナリオをとても気に入って下さって出演に至りました。
―観ていてふと、役者さんが戸惑われたりしたのではないか?と思った時があったのですが、役者のみなさんと一緒にキャラクターを作り上げていく場面はありましたか?
陽人は、事前にキーワードを伝えていて、
目的でなくてその時々、前後のつながりを考えないで
現場に入ってみないとわからないですよね。というふうにお互いなって、
その都度シーンごとに作り上げていきました。
最初は、お互い陽人について曖昧なところがあって
でも松山さんは、2日目くらいから陽人を掴まれていて、それからもう大丈夫だなと思いました。後半に行くにつれて、松山さんにお任せして、気になることがあれば話すという感じでした。
町子は、
農薬を浴びているところを目撃するシーンや、
ラストシーンをどういう気持ちで居たらいいのか、
陽人に対して、恋愛感情なのか母性なのか友達なのか・・・などを質問されました。
よく話したのですが、結局はっきりした答えを私が出さなかったんです。
撮影中に読んでいたある本があって、その一節を書いて手紙を渡しました。
そしたら、麻生さんから、
「なんとなく、手紙の内容はわからなかったけど、考えてもしょうがないということがわかりました。」
とおっしゃってくれました。そこで開けたのではないかと思います。
司会進行:シネマテークたかさき支配人・志尾睦子
次回は、作品の中身に迫ります!お楽しみに~☆
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